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sinamon129による(主に)技術ブログ。Ruby,Ruby on Rails,Elasticsearchやその他について書きます。

大江戸Ruby会議07で生活発表した #oedo07

大江戸Ruby会議という地方Ruby会議に登壇して来ました。
どうもこんにちは、しなもんです。
久しぶりにブログを書くと、書き方が思い出せなくなりますね。

前回と同様なぜかお酒を飲みながら*1お送りします。

regional.rubykaigi.org

大江戸Ruby会議07は、浅草周辺で毎週火曜日に開催される Ruby ミートアップの Asakusa.rb の設立10周年を記念して開催される地域Ruby会議ということで、
10周年ということで非常におめでたいイベントでした。
Rubyistの皆さんの生活発表があったり、
@thejonanshowさん(通称デカ外人さん)のkeynoteがあったり(日々の生活を振り返って心当たりを感じてドキッとしてしまうような、とっても面白くて印象にのこるいい話だった)、
Ruby3に入れるかもしれないbreaking changesに関して意見がある人を中心に議論したり(Rubyコミッター・Railsコミッター・gem作者メンテナ・言語を使う人などいろんな立場の人がそれぞれ懸念や利点を話すのが、面白かった)、
10年を振り返りつつ、豪華ゲストが出てくる10周年記念講演があったりと盛りだくさんなイベントでした。

Rubyコミュニティにいくと、「いい意味での人間味というか人間くささ」みたいなものを感じることが多くて、
改めていつも使っている言語やライブラリ等は誰かが考えて作っていたり、その人達同士がどういう風に考えているのかみたいなことを意識することが多かったですね。
Twitterで#oedo07のハッシュタグをみると、だいたい現場の雰囲気がつかめるかもしれない。


はてさて、主催の@amatsudaさんにお声がけいただきまして、ninja talksで登壇して来ました。
スライドはこちら
speakerdeck.com

お誘い頂いた時にテーマの縛りとかは特にないと言われていて、そして過去の登壇者のスライドを見ていると、インパクトの強いものが多くて、
だいぶん話す内容を考えるのに苦労をしましたw
スライド中でも出しましたが、Asakusa.rbに来ている人達は私の尊敬するRubyistの方々ばかりで、
自分が20分枠をもらって話す内容って何がいいんだろうって思っていました。
(終わった後考えてて、なんかどういうものを求められてるのかとかをもうちょっとヒヤリングしたらよかったなぁ、と思ったりもしました。今度反省がてら聞いてみよう)

「自分が体験した具体的なエピソード」をメインに話すと、自分にしか話せない話になるというのを前回の登壇準備時に聞いて学んだので、
とりあえずまず最初に「プログラムを書き始めてから体験した、自分の人生においてインパクトのあった出来事」をとりあえず書き出しました。
かいたのはこれ某登壇ネタ出し - HackMD
恥ずかしいけど見せた@ujmさんがこれも公開しようっていってくるのでww貼っておきますが、勢いで書いた文章なので読みやすくないし後長い。

で、エンジニアやっていこうってきっかけになった時の話と、好きな領域の会社で仕事すると便利て楽しいよっていう話と、最近の技術との向き合い方を変えないとなーと思ったのでその話にしました。

一番最初の話は、自分の中では結構インパクトはあるけど割と昔話になのは自覚してて、
なのであんまり実はあんまり出したくなかったんだけど(昔のよかった話に囚われたくないじゃないですか)、
まあ自分のモチベーションを語る上では外せないので入れて見ました(結果的に盛り上がりはあった)

二個目の話はこの領域の事業がすきだからそういうのやってる会社にするみたいな話ってあまり出てこないなって思ってて、
(金とか食とか旅行とかは結構あるけど、ファションとかの領域は少なくともエンジニアでしている話を聞いたことない)
でも実際それが仕事のモチベーションとか人生の満足度とか自分の成長に寄与してることって多いなって思ったのでその話をしました。

あと最近転職したのでその話を結構したかったんだけど、時間の尺上あまり話せなかったなぁ。
今の会社はRiLiという会社で7月からjoinして、トレンドが好きな女の子向けにメディアとEC事業をしている会社です。
この話をしそびれたんだけど、社長は私が大学生の時からいつかこの人と一緒に働きたいと思っていた(当時はエンジニアとして力も今よりなかったし、一方的に知っている人だった)人で、たまたま2年ぐらい前ファッション検索の話を勉強会でした時に聞きに来ていて、そこから会社に遊びにいくようになってというのがきっかけで、ファッションxITの領域において実現したいことがとても共感できる(というかそれ!それ!って感じ)。だからいまはがんばるぞ!ってかんじです。スライドにかいたけど会社の人たちがつくるものはとっても素敵で、私も自分の領域で支えていきたい。

三個目の話は、転職話に関連するけど1人目のバックエンドエンジニアになったので、0からシステムをつくる上で技術選択から設計実装運用まで、
フロント以外ほぼ一人でするとなった時に、過去2-3年とまたキャッチアップする必要のある情報だったり、探求することろを変えていかないとなーみたいな話。ちょっと浅草遠いんだけど、たまにいこうかなと思っています。
具体的にはActiveStorageで結構色々調べて考えておかないといけないことが出て来たし、ちょっとずつ緊急度が低いけど重要度が高いことやっていかないとなーと思って。緊急中毒、めっちゃウケてたけど7つの習慣にでてくる気がする(新卒研修の時に緊急中毒チェックみたいなのやったw)。

緊張してできなかった話とかもあったので、ざっくり各部分の話をしてみました。
会場内でおもしろかった・共感したという話をちらほら聞くことができたので、とりあえず少し安心。
今後生活発表する機会がある時には、もっとテックトークよりのことができるようになるといいなぁ。


そんなこんなで、運営の皆様、ご静聴いただいた皆様、ありがとうございました!

余談ですが、
あと、「女性エンジニアでこの年齢でパワフルにやってるからすごい」みたいな感想をいただけることがあって、
もちろんお褒めの言葉だと思って受け取っているのですが、
やっぱり「下駄を履いてる感のある状態」があるなぁと思ってしまっていて、
年齢性別を削ってでも評価されるように自分の力をあげていかないとなーというのと、
もはや褒め言葉として出てこない、「女性」をつけることがないぐらいエンジニア人口の多様性を上げていかないといけないのかなぁ、
みたいなことを考えたりもしました。
大学に入る前の職業選択を考える機会とかにもしこういう生き方もあるよ、みたいな話ができるならしてみたいなーというのを
たまにおもったりしますねぇ。

*1:読みづらさと謎のテンションが見受けられる可能性がありますが、文体だと思って頂けると幸いです